REBTについて

この一年を振り返って。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

■ この一年で最も感激したことは、組織開発の日本の権威である津村俊充先生の書籍「改訂新版 プロセス・エデュケーション: 学びを支援するファシリテーションの理論と実践」の中に、アルバート・エリスの言葉があり、「そうか!やはり!」と膝をたたいたことかもしれません。組織開発の中に、その中核にREBTを位置付けることの可能性を感じ、仮説としてそれは、きわめて有効と考えていただけに、驚きと感激がありました。

■ 前半は、コロナウィルスのパンデミックがやはり大きなニュースでした。多くの研修が中止になり、小伝馬町カウンセリング勉強会も、ドラッカーマネジメントを実践する会もすべてzoomでの対応となりました。ここは、非常に厳しい局面でしたが、研修の仕事のみに焦点を絞らず、コンサルティングの仕事があったことが、弊事務所の経営の悪化を招かない展開を実現できた大きな要素でした。クライアント企業の皆様に支えられて現在があることに改めて感謝する毎日でした。その間、持続化助成金の助けもあり、何とか乗り切ることが出来ました。また、この時期から、趣味でやっているムエタイのジムに通うことが出来なくなりました。休会にはせず、毎月の会費は、支払いながら、メンバーであることを維持しているのは、タイ人、カンボジア人のコーチたちにいつも親切にしていただいているからです。早く通えるようにならないかなぁ~とコロナの日々を過ごす一年でした。

■ 前半は、この機会に執筆をと考えて、執筆企画を整えましたが、残念なことに現在までの間、この企画は、実現していません。しかし、年末になって再度来年の挑戦課題と位置付けました。

■ この間、新横浜の三省堂で「組織と個人を同時に助けるコンサルテーション」嶋田博之先生監訳と出会い本書を読み、そのきっかけで、集団精神療法学会に入会できました。まだ活動は、全くありませんが、時間をかけてしっかりと学びたいと思っております。嶋田先生には、感謝しかありません。

■ さらに、集団精神療法を学ぶ中で、PAS心理教育研究所の存在を知り、来年は、一からPAS心理研究所で腰を据えた学びを進めたいと考えています。

■ 順不同ですが、日本人生哲学感情心理学会の東京支部を藤本さんという同期資格取得の方と立ち上げ、計4回支部活動をzoomで開催。東京支部という名称に反して、全国から会員として参加してくださっているのがうれしいと同時に、zoomは、私の活動に欠かせないものになっています。一年前は、全くそんなことは、なかったのに。人間というのは、変われるものだと思います。

■ pas心理教育研究所の小谷英文先生の著作を買いあさり…読み漁りとはなかなか言えません。難しくて途中で挫折した書籍も多々。しかし、これは、本物だと感じたのも今年のトピックスです。

■ 7月以降、中小企業大学校の研修再開、併せて、産業能率大学通信課程のschoolingでも様々な出会いがありました。産能大のschoolingは、100名程度の受講生の方とのzoomですが、いずれも顔出しNGで、学籍番号だけが表示されるという中で、チャットのみが頼りの講義です。しかし、不思議なもので、チャットの反応を本当に喜んでいる自分がいて、普通に講義をしたような感覚になります。

■ 11月~年末にかけて、無償で仕事に取り組むこともありました。いずれも、再生案件。組織としての承諾が得られず、しかし、放っておくこともできず…。ここでも学びが多くありました。学びが報酬という仕事です。

■ 人吉市の被災。知っている土地であっただけに、テレビの画面を見られないほど・・・・。苦しい心持でした。コロナ、水害で中小企業大学校の人吉校が今年は、本当に遠かった。しかし中小企業大学校人吉校の経営管理者コースが開催されゼミも担当。今年は、顔が見えないせいもあり、なぜか、サービス過剰な状態で、そのこともあり、ゼミのメンバーとの絆が強められ、報告会では、大泣きをしました。

■後半は、いくつかの新しいクライアント様との出会いもありました。

■一年を振り返ると今年も、多くの方との出会いに恵まれ、充実した一年になりました。コロナ禍ではありますが、子のように恵まれた状態に本当に感謝いたします。

来年もどうぞ、よろしくお願い申し上げます。

コメントを残す

*

CAPTCHA