REBTについて

罪悪感とパフォーマンス。~REBTの知恵~

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人は、罪悪感がある時に、パフォーマンスを発揮出来ません。

罪悪感は人を追い込みます。

自分のような人間はこんなことをしてしまったから、○○する資格はないとか、私のような汚れた人間は○○出来る訳がないとか…

勿論、罪悪感を全く感じないというのは、問題かもしれないけれど…

間違えは、誰にでもあるものです。人間は、そんなに強いものではないと私は思います。心から反省をすることは大切なことです。でも、それをいつまでも引きずる必要性は、本当にあるのでしょうか。罪悪感を引きずれば、二度と同じことはしないというのは、間違えではないかと感じています。

むしろ、その罪悪感を引きずっていると、そのことから抜け出すことできなくなるのではないでしょうか。

人間は、日々生まれ変わることの出来る存在です。罪悪感を持っているというのは、良心の表れです。しかし、罪悪感にさいなまれていると、それは、その人から変わっていこうとするエネルギーを奪ってしまうのではないでしょうか。

現実的にものを考え、これ以上はしたくないと思っている自分を見つめて、これは、社会的ルールだからしないというのではなく、私はしたくないと思っているのだということを噛みしめて、そうしたら、後は、忘れてしまっていいのではないか…そうすれば、変わっていけるのではないか…。賛否両論あると思いますが…しかし、人間は、現実問題として、生きていく事が必要なのです。その時に罪悪感を引きずっていては、重くなりすぎると思います。

だから、大切なのは、人に言われてではなく、

私は、過ちを犯した。しかし私はもう二度としたいと思わない、だからもうしないと自律性をもって心に刻むことなのだと思っています。社会がどうの…法律がどうのでは、ないのです。自律性を高める事こそが大事なのだと思います。

 

 

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