ドラッカーの問い

ドラッカーは、問いが重要だと言っています。
思考は、自問自答であると考えれば、問いを立てる能力は、本当に重要であると言えるのではないでしょうか。ドラッカーは、経営者が問わなければならない問いを５つに整理しています。
第１の質問 われわれの使命は何か
第２の質問 われわれの顧客は誰か
第３の質問 顧客にとっての価値は何か
第４の質問 われわれの成果は何か
第５の質問 われわれの計画は何か
更に、戦略を形成するためには、以下の問いが大事と言っています。
我々の事業は何か?・・・現在の事業定義。
我々の事業は何になるか?・・・・趨勢の大きな変化がない時の将来の事業定義についての問い
我々の事業は何であるべきか?・・・イノベーションを前提としたとき、現在の事業形態と全く違う事業を想定した問い。
人生の価値についての問い。
あなたは、何によって覚えられたいか
問いを立てる能力を上げることは、思考を深くするための努力でもあります。