REBTについて

企業文化を変える為に。

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仕事をしていると、社風=企業文化と言うものにぶつかります。企業文化は暗黙の内に作られます。しかし、それを認識している会社経営者は、少ないかもしれません。

しかし、企業文化は、(本当の意味の)長期的な成果に向けての大きな推進力にもなれば、抑制要因にもなります。

例えば、成果を上げたいから、成果主義人事制度にしようと考えて導入したとします。

しかし、一言で成果主義と言っても、実に様々な考え方があります。仮に常に成果を上げ続ける必要があるような成果主義の人事制度を導入したとするとそれまでにあった協働の文化がなくなってしまうと言う様な事はよく起こります。

気がついたらギスギスした社風になっていた。と言う様な事です。

企業文化を作り上げるには、まずマネジメントが変わることが出来れば、それは、望ましいと思います。しかし、例えば、プロジェクト組織で、ボトムアップで展開しようと言う様な場合は、どうしたらよいのでしょうか。

まずは、現状の企業文化の何を変えた方が良いと感じているのかを明らかにすることからスタートすると良いと思います。

ドラッカーも「最小の努力で驚くような成果を上げるためには、何に取組んだらよいかを考えることが大事」と言っています。そして、その表面的な事象がなぜ起こっているのかを考える事が大切です。しかし、プロジェクトメンバーもその文化に影響を受けています。それ故に文化形成の当事者として深い内省が必要になります。批評的に企業体を眺めるのではなく、当事者として自分自身も関わって形成された文化ととらえることが必要になります。それは、いわば、自分の影の部分に着目をしていくプロセスです。そうして、特定した事柄に焦点を絞ることです。その上で、それらを変革するために、手順を明確にすることが大切です。企業によって何なら進められるかは、変わると思います。その企業体の現状に合わせて進めていく事が必要になるのです。

カギは

「ねばならない」「べきである」と言う様な絶対的な要求です。その企業にあるこれらのことを一つ一つ丁寧に対話をもって進めていく必要があります。強制をするのではなく、対話をして理解を進める事こそ、大切なのではないかと思うのです。

 

 

 

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