昨日今日と産能大の通信課程で、戦略についての講義を実施しました。この講義は、zoomで100名弱の方が参加していますが、顔見世NGで顔を見せられるのは、私だけです。学生と言っても、殆どが社会人学生の方ですが、コミュニケーションは、チャットだけで、チャットで何も書かれない時は、本当に参加しているのだろうかと心配になったりして、つい質問をしてしまうという感じです。人間の不安感と言うものは、際限がないものだと…考えました。しかし、殆どの学生さんは、しっかりと聴講してるはずで、その証拠に質問をしてくださいと尋ねると、様々な質問が帰ってきます。
戦略を教えている中で感じたのは、基本を得さえることの大切さです。そもそも、戦略は、概念的でつかみにくいものです。まずは、そこから初めて…。理解度が図れないのが悔しいのですが…。何せ受講者の皆さんの表情が一切見れないので…。その後は、戦略の原理をお教えして、その上でフレームワークを教える。更には、そこに具体性を持たせてイメージできるようにと形成の手順のセオリーを‥‥。
受講生の皆さんの知識が体系だっていない点です。体系だった学びの重要性を感じました。体系づけると言う事が出来れば、自分は、ここが分かっていなかった。ここが分かれば、飛躍的に知恵が出やすくなると感じられるはずです。そんな授業をしたいものだと改めて感じさせられました。
しかし、この暑い最中、ご受講いただいた皆様にいつもながら感謝です。