イノベーションの教室

本気のミッションが事業を変える。

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今コロナ禍の影響で、厳しい経営を余儀なくされている経営者の方は、多いのではないでしょうか。また、最近よく聞くのは、コロナで厳しくなったのではない。コロナによって問題が顕在化しただけだというお話です。日本は、破壊的イノベーションによって、非常に厳しい状況になった業種も多くあります。例えば、私の大好きな書店も、その一例です。アマゾンの利用の広がりは、書店に大きな影響を与えています。それ以外にも、写真フィルムなどは、デジカメ、デジカメは、スマホによって、破壊されてしまいました。

一方で、最近は、デジタルトランスフォーメーションが言われることが多くなっています。しかし、どうも本質が見えない。そこで、ここ数か月、DXに関連する書籍を色々と読み始めました。

すると、そこで、見えてきたのは、本気のミッションの必要性です。ミッションを私は、以下のように定義しています。

ミッションとは…使命。それは、すでに起こった未来をイメージし、社会の変化を思い描いたのちに、自社がその時、どの様な社会的な役割を担っているかということ。それがミッションです。つまり、その要素の中には、ビジョンを含んでおり、社会を顧客の生活をどう変えようということが含まれている必要があるということです。日本企業の中で、ミッションが具体的、明確になっている企業は、非常に少ないのではないかと思い始めています。抽象的なミッションは、ミッションとは言えないのではないかということです。

本当にどのような社会、顧客価値を提供するのか。そうなれば、素晴らしいと考えられているか。そのことを考えるだけでどこまでも頑張ろうと思えるか。ということが大事なのです。

そして、それを実現すのがデジタルツールであると考えるとDXが、見えてくると思っています。

どこまでも、ミッションに忠実にどこまでもやる徹底してやるということがないビジネスは、真の差別化が出来ないのだと思います。それが、独自化ということになると思えてきました。

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