REBTを日本に論理療法と言う名で持ってきた故国分康孝先生の著書カウンセリングの理論を読んでノートにまとめています。
国分先生の立場は、「折衷主義」です。つまりカウンセリングの手法にこだわって、原理主義的になるのではなく、クライアントさんに有効と考えれば、様々な手法を使うと言う事です。エリスも同じです。折衷主義は、(ロジャースの言う来談者中心療法と言う意味ではなく)来談者中心の思想です。一番初めにこんな話があるところに先生の職業意識を感じます。
私は、折衷主義の立場に立って、この一年は少なくとも精神分析を学ぼうと思っていますので、今、精神分析の部分をノートにまとめているのですが、なんたって分かりやすくて、ヒントを一杯得ています。
機会を見て、小伝馬町カウンセリング勉強会でもこのノートを活用しようと思っています。
良い本と言うのは、わかりやすくて深みがあると思わされます。
故国分先生が、副学長を務められた大学院に今娘が通っていますが、お会いするご縁に恵まれなかったのが、残念ですが、直接教えていただいているような感じすらしてきます。
感謝。
小伝馬町カウンセリング勉強会は、こちらです。