ヤーキーズドットソンの法則と言う心理的法則があります。これは、心理学者のロバート・ヤーキーズとJ.D.ドットソンがネズミを用いた実験で発見したものです。「学習活動に対する動機づけは適切なレベルにあることが必要であるとする理論」です。昔「やわら」と言う演歌がありました。歌詞は・・・
♪勝つと思うな
思えば負けよ♪
♪負けてもともと
この胸の奥に生きてる♪
♪柔の夢が一生一度を一生一度を 待っている。
例えば、スポーツで考えてみた時、「絶対に勝たなければならない。負けたら、弱いことを証明してしまうから、最悪だ。」と言うイラショナル・ビリーフがあった時、試合では、実力を発揮することが出来ない事になるでしょう。「ガチガチに緊張」するのですから・・・私は、ムエタイを学生時代からやっているのですが・・・ボクシングの村田諒太選手も、あまり勝ち負けを気にせず、練習してたテクニック(コンビネーションなど)を出すことに試合中は、集中すると言っています。勝ち負けを気にしすぎると「絶対に勝たなければ・・・」となるのだろうと思います。私もスパーリングの時は、コンビネーションを出すことに集中します。レベルは、全く違いますが・・・。
試合前、受験前・・・には、緊張感が普通の人でも増します。そうなると、「~ねばならい。」「~べきである」が始まります。又、ヤーキーズドットソンの法則では、ストレスが低すぎる状態をREBTでは「お気楽ポジティブ」と言ったりしていますが、個人的には、みんなよくなりたいわけですから、「お気楽ポジティブ」と言うよりは、出来ない・・・と諦めて、開き直ってしまった状態なのだと思います。
というわけで、REBTでは健康でネガティブな感情を目指します。
スポーツ選手、受験を控えている方も是非お問い合わせください。
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