REBTについて

REBTについて⑥イラショナルビリーフとラショナルビリーフの違い

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ラショナルビリーフとイラショナルビリーフの違いは・・・

  • ラショナル・ビリーフの特性

〇目的や目標の達成に役立つ

〇論理的(説明に無理がない)

〇経験に基づいて現実と一致している。

ラショナルビリーフは、上記のような特性を持っています。現実的で、無理がないので、感情的な混乱を生むことがありません。しかも、目標達成を後押しします。これは、重要なポイントです。

  • イラショナル・ビリーフの特性

〇目的や目標を達成することを妨害

〇非論理的(説明に無理がある)

〇経験的に現実と一致しない。

対して、イラショナルビリーフは、現実的でなく、無理があります。その為に目標達成を妨害する機能を持ちます。絶対的な要求であるイラショナルビリーフを持っていれば、それは、大きなプレッシャーになったり、人に押し付けたりしてしまう事につながります。

イラショナルビリーフの3つの方向性と体系ョナルビリーフの分類

  • イラショナルビリーフの源泉3つの基本的「ねばならない」は、どこに向かうか
    1. 自分自身に対する要求 私は絶対に失敗するべきではない。
    2. 他者に対する要求 同僚は仕事を一生懸命するべきだ。
    3. 世間/人生/状況に対する要求 人生は計画的に進むべきだ。
  • なぜ人は、イラショナルビリーフを持つのか。
    1. 親・友人にそのように暗示をかけられたから。
    2. 文化による汚染。
    3. 自らイラショナルビリーフを作り上げる
    4. 3つの原因がありますが、最も大きな原因は、自分で作り上げる事です。親・友人は、良かれと思ってした言動で、友人であるあなた、子供であるあなたを陥れる目的があったわけではないと考えると良いと思います。又、文化による汚染とは、例えば、日本には、「世間様」と言う言葉あり、「世間に顔向けが出来ない。」と言う様な言葉あります。これが、拡大解釈されると、「自分の意見は、言ってはならない。言ってしまって出る杭だと思われたら、恐ろしい」などと言うイラショナルビリーフを生みかねないのです。自らイラショナルビリーフを作り上げてしまうというのは、大切なことであればあるほど「~ねばならない」化しやすいと言う事です。例えば資格試験で「絶対にこの資格を取らなければならない。取れなければ、私は無能だと言う事になる。そうなったら周りに何を言われるかわからないから恐ろしい。」などとなっていく事です。又、究極のイラショナルビリーフは、「イラショナル・ビリーフは絶対にもってはならない。持ってしまったら私は、異常だと言う事になる」と言うものです。人間は、観世な存在じゃないのです。その人間(私や他者)を無条件受け容れることが大事だとREBTは、主張しています。私がREBTが好きな理由は、ここいら辺にあります。完璧主義にならない方が、良いですね。もちろん「出来れば、イラショナルビリーフは少ない方が良い」と言うラショナルビリーフは、大事なことです。続きは、REBTについて⑦へ。お問い合わせは・・・

 

 

 

 

 

 

 

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