昨日、精神分析の研究会がzoomで実施されました。
私は、初回参加でした。午後1時から5時までの長い学習会でしたが、充実していました。
前半は、メラニークラインと言う精神分析家の著作を読んで、レクチャーを受け、対話や質問をするという内容。後半は、症例検討でした。こちらは、実際の症例に基づいて、対話をすると言う内容です。
又、終了後しばらくして感じたのは、
人間は、様々な経験をしながら、作られていく。生まれた時に、母との分離を経験して、どうにもならない事に対して、憎しみを持ったり、上手くいった時には、安心したり…そして、一人一人の人間が形成されている。誰もが、同じように、体験したり、認知したりすることは、異なってもそのような経験をして、そこで、自分と言うものを形作られているということでした。
そんなことを考えたら、人間は、尊い存在だということを改めて認識させられました。
私たちは、近視眼的に人間を見ることが多いのではないか…少なくとも私はそうした感じになっていることが多々あります。その方の背景までを想像しながら話をするという事は、本当に大事です。
人間は、この時期、ある一定の期間、生命を与えられた存在です。自分の利益だけを考え、自分にとって都合の良いように考え、その様に生きるのではなく…
理解して…少なくとも、評価ではなく「理解しようとして」その姿勢を忘れずに生きたいものです。
必要なのは、評価ではなく、理解なのです。
続きは、こちらを…⇒評価ではなく理解を➁REBT的観点 理解されれば人は変わる