溝井伸彰のブログ

軽率に興奮しようという詩 ~阿久悠さんが多摩大学に贈った詩~

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昔、多摩大学のオープンセミナーに参加したときに聞いたことのある歌です。
今の日本に不足している考え方を示していると感じます。

「軽率に興奮しよう。しかし、軽率で終らない知恵を持とう。
考え深げな態度と横着な姿勢は紙一重で、おおむね、横着であることが多い。
先を読むと称して、結果を予測し、行動しないエクスキューズにするのはやめにしよう
予測のプログラムが違っているかもしれないし途中でインプットされる何か
Somethingで思いがけない結果になることはある考え深げなふりをした横着は
信じられない損失をきみに与えてしまう。

軽率に興奮しよう。しかし軽率で終らない知恵を持とう。
それなら知恵を手にして、興奮するのが一番いいと思えるが、死んだ知恵と生きた知恵を考えると手にして興奮するわけにはいかない
事前に用意された知恵は、死んだ知恵、行動が引きずりだした知恵は生きた知恵。
くれぐれもやっても仕方ないとか、やる値打ちがないとか、出来そうもないとか
老人のようなプログラムを作らないように。

軽率に興奮しよう。しかし軽率で終わらない知恵を持とう。
さらに付け加えて、一言。呑気に生きるのなら感謝しなさい。感謝しないのなら厳しく生きなさい。」
大切にしたい考え方です。

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