ドラッカーマネジメントを実践する会

アフターコロナを「いま」考える。

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アフターコロナ…コロナウィルス終息後のことを今考えるというと、今はそんな余裕はないとおっしゃる方が多いかもしれません。気持ちは私も一緒です。しかし、アフターコロナで何が変わっているかを考えることは、極めて重要です。

何故ならアフターコロナを考える事によるメリットは、いま極めて大きいからです。

  1. 今の時期に準備が出来れば、コロナ終結後、早期に着手できます。当然、回収も早くなります。
  2. アフターコロナを考えること自体がコーピングになります。
  3. 今どうしようとばかり考えていても出来ることは限られます。アフターコロナを考えていたら、今すぐ取り組めることを見出すことも出来るかもしれません。もちろん、資金調達は十分な手を打って、その上でアフターコロナを考えていく事は、当然のことです。
  4. コロナウィルスのパンデミックが一気に変化を速めていることも既にいくつかあるはずです。テレワーク、ZOOM活用(セキュリティ面で心配なこともありますが…変化を止めないことは、重要です。)、時差出勤…もそうですよね。
  5. これまでの考え方…固定観念を打破するチャンスでもあると思いませんか。

私は、マネジメントが変わるチャンスだととらえています。日本は上意下達型のPDCAマネジメントをしてきましたが、これによって、世界に後れを取っています。十以下達で、PDCAで物事を進めるのでは、社員のもつパワーを引き出すことが出来ません。もっと権限委譲を進める事、失敗を許容することがそのカギを握ります。失敗したことは、経験につながります。しかし、失敗を恐れることは成長につながりません。経験が積めません。そして、計画ベースで物事を進めるのではなく、信頼感をベースに物事を進めることが大事になってきます。そして、上司部下が協力をして能力向上に取り組む必要があります。更にそのベースには、心理学的理解が必要になります。心理について理解することが極めて重要になります。。(こうしたことに取組むのが、「組織開発」と言われる分野です。)

私は、上記のようなことを考えていると、ストレスが緩和されます。いわゆるコーピンクになります。

最後にアフタコロナのキーワードを思いつくままに。

「反グローバル化」「巣ごもり消費」「リモートワーク」「自律分散組織」「オンライン消費」「オンライン手続き」
「デジタルストレスに対するコーピングビジネス」「食の配達ビジネス」「オンライン飲み会」「e-learning」
「地方分散化」「グローバル調達の中国一極化から分散化」「休暇取得の拡大」「副業の拡大」
「ミニマリストコンサルテーションビジネス」「断捨離」「シンプルライフ」「個人の中での仕事の位置付けの変更」
‥‥ちょっと考えてもこれだけ浮かびます。御社の場合どんなキーワードを挙げられそうですか。

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