ドラッカーマネジメントを実践する会

意味のある話し合いと無意味な話し合い。

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意味のある話し合いと無意味な話し合いがあると最近よく思います。

意味のある話し合いは、目標が共有され、お互いがお互いにしっかりと影響を与え合う話し合いを言います。

他者と意見が違うのは、他者には、自分には、見えていない世界が見えているからです。

それを超えて、どうするかという目標を目指している者同士の話し合いです。

一方、無意味な話し合いとは、目標の共有もなく、自分の立場だけを良くしたいと考えている人同士、人との話し合いです。

コロナウィルスが、現在のような状況になっている時、「○○だから、検査を増やすのは、難しい」と昨日テレビで話をしていた国会議員がいました。そして、その背景には、政党を守りたいという事が透けて見えていました。こういう人と話をしていても先に進まないだろうと感じながら見ました。自分だけの立場を考えて、更に大きな共同体を考えず、話をする人との議論や対話は、意味のある話し合いには、ならない場合が多いのではないかと考えました。恥ずかしくないのかなぁと思いながら見ました。

それに対して、コロナ対策の専門家「尾身茂」さん等と話を聴いていると素晴らしいと思うのです。常に一つ大きな共同体のことを考え、そこに今の自分の役割を意識して、発言することの出来る人の発言は、実のあるものです。

意味のある話し合いがいつもできるようになりたいものです。

ここ数日、融資を受けたい組織の為のミーティングをzoomで行いました。

ビジョンがある!燃やしたい命がある!常に一つ大きな共同体のことを考える!相手のことを、相手に役立つことを考える!方との話し合いは、楽しいものです。そして、その後、金融機関から思わぬ好条件を提示されたとご報告をいただきました。

いま、コロナウィルスの危機の時期、自分の事だけを考える、自分が属している組織だけの事を考える者にはなりたくないものです。

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