REBTについて

REBT(論理療法)が好きな理由①

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私が、論理療法を好む理由を挙げたいと思います。

  1. 短期療法である事。創始者エリスは、精神分析、カールロジャースの来談者中心療法と比較して、短期間で成果が上がることを指摘していますし、私の経験でも、最大20回程度で、改善する手応えが得られています。

  2. 過去を過度に掘り下げない。…REBT論理療法は、過度に過去を掘り下げません。過去にイラショナルビリーフを形成するきっかけがあったことは、認めていますが、問題は、現在も、そのイラショナルビリーフで物事を認知しているという点にあり、過去の出来事を探って、原因が分かったとしても、それを解消する事は、出来ないのですから…。又、過去を蒸し返すことが、クライアントにとって、よいこととは、思えません。その点がすっきりしています。

  3. ユーモアを持っている…論理療法には、ユーモアを活用した論駁があります。人間の営みは、ある種としても、ユーモラスであると考える視点がある事が、良いなぁと感じます。…ユーモアをもって、メタ認知をすることを助ける点が人間的でとても良いと思えるのです。

  4. 論理療法は、ポジティブ心理学でもあります。ポジシティブ心理学とは、マイナスをプラスにもっていくのではなく、プラスをプラスに…パフォーマンスを上げるなどにも役立ちます。

  5. 又、人間は、だれでもイラショナルビリーフを持ちやすい存在であるという点を強調しています。つまり、少数の特別な人がイラショナルビリーフを持つとは、言っていないのです。誰もが持つという人間的な視点が大好きです。

  6. カラっとした心理療法です。…誰もが持つ、イラショナルビリーフを特定して、それについてユーモアも使いながらメタ認知に至る心理療法ですから、カラっとしています。

まだまだ、好きな理由がありますが、今日は、ここまでにします。ご関心がある方がいましたら、一緒にREBT論理療法を共に学びませんか。

 

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