国分康孝著 カウンセリングの理論を読み続けています。国分先生は、プラグマティズムの人だったんだなぁと感じています。
プラグマティズムとは…
一種の功利主義哲学。知識が真理かどうかは、生活上の実践に利益があるかないかで決定されるとする。実用主義。
要は、クライアントさんの役に立つか、役に立たないかが大事であって、カウンセリングの流派がどうのこうのと言うことは、全く意味がないという基本的トーンが貫かれています。
技法にこだわるのではなく、クライアントさんに有効か否か…。そうやって、多くの技法を学んで、そして、自分の型を作り上げよ。折衷主義とは、まさにこの事です。
本当に素晴らしい職業意識だと思います。
見習っていきたいと思います。
愈々、第二章に入りました。本書は、本当にお勧めです。