REBTについて

私の人生の意義はなんだろう?実存主義のREBT

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いま、このコロナの時期に、自分の人生の意義は何かを問うことは、きっと大事なことなのではないでしょうか。

コロナウィルスは、人の活動を制限します。人は、活動を制限すれば、行き詰る事があります。しかし、その行き詰りを打開するために今必要な問いが、人生の意義なのだと思います。これは、実存的な問いです。

実存とは、スコラ哲学で、可能的存在である本質に対して、事物が存在することそれ自体をいう語。現実的存在。現存。実存主義で、特に人間的実存をいう。個別者として自己の存在を自覚的に問いつつ存在する人間の主体的なあり方。具体的状況にある人間の有限性・不安・虚無と、それを超越し本来的な自己を求める人間の運動。自覚存在。
元々人間は、有限な存在です。命は、どこかで途絶えるものです。死なない人間はいないのです。だからこそ、生きている意味と言う事を自分に問いかけることが必要なのではないでしょうか。
簡単な話ではないと思いますが、有限な存在だからこそ、その意味を突き詰めて考えてみる。この問いに正解はないと思います。しかしその問いの結果言えるのは、きっと…
自分の人生を肯定的に捉える事と大きな視点が含まれて来ると思うのです。
人間は、長生きしても120歳。人生120年が最長だと考えることが出来る訳です。しかし、短期スパンで物事を見るのではなく、長い歴史の中で自分をとらえると、自分の存在は、本当に小さな存在であると考える事が出来るのではないでしょうか。しかし、その中で自分と言う存在を大切なものと考え見る。そうした大きな視点で物事をとらえることによって、あまりに深刻にならず、しかし自分の存在を大事に思えるのではないかと思うのです。

都会にいても、自然の中で、風に吹かれたり空を見たりしながら、そんなことを考えると自分に与えられた使命が見えてくるかもしれないと思うのです。そうするときっと見えてくるものがあると思います。大げさに考えることはないと思います。今この場で、この現実の中で、自分は何をしたいのか、何を与えられているのか‥‥そう考えると良いのではないでしょうか。そうしたことを続けることによって、今の自分にしかできない、やる人のいない事がきっと見えてきます。大上段に振りかぶらずに自然に、本音で感じてみることが大切です。

そして、自分与えられたこと…に従って生きることを続けていけば、きっと何かが見えてきます。そして、段々と落ち着きを取り戻すことが出来るかもしれません。

REBTも実存主義的な心理療法です、現実的に、自分を見つめる事で、~ねばならない。~べきだというのではなく、~したい。~こんな風に出来れば良いなぁと自然に義務感から解放されます。そのような中で自分の人生の意義をとらえていく事が出来る。そんな心理療法です。

愉しく、生き残る=Enjoy&SurvivalがREBTの目的です。

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