REBTのセッションを長く続けて、卒業される方に共通することがあります。それは、
「悩んでいる自分」を笑える様になるということです。
今は、悩みの中にあり、苦しいとばかり考えているかも知れません。しかし、ゴールに到達した時、その悩んでいる自分を笑える様にになるのです。
これは、自分を客観視出来るようになると言う事です。
これは、メタ認知と言いますが、
メタ認知とは、「メタ(高次の)」という言葉が指すように、自己の認知のあり方に対して、それをさらに認知することである。メタ認知という概念の定義やその活動は分野によって様々であるが、心理療法や認知カウンセリングをはじめ、ものごとや経験に対して正しい理解を行えているかなど、自分の認知行動を正しく知る上で必要な思考のありかたを指すことが一般的である。
つまり
自分のことを考えている自分をもう一人の自分が客観的に見ている感覚をメタ認知と呼ぶのです。
REBTを通じて特に自分のイラショナルビリーフを論駁するプロセスを通じてメタ認知が習慣化していくと言う事なのか知れません。
落語は、
自分のバカさ加減を笑うものだと聞いたことがあります。
完璧ではない自分、完璧ではない他者、完璧ではないこの世の中…コロナウィルスの今回の流行に対して、人間は出来ることはあるけれど、完璧な対処はできないのです。
せめて自分だけでも受け入れて【無条件の自己受容】
「悩んでいる自分を笑える」様になりたいものです。
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