REBTについて

影を見つめる。

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土曜日の午前中、あのU理論のオットー・シャーマ―さんも参加されたコミュニティに参加をしました。

印象に残ったのは、ここ最近の出来事二つを

①コロナウィルスのパンデミックは、既に壊れているものを分かりやすくした。

②フロイドさんの死を動画がとらえて、その動画を見ることで、自分と他者の境界線は、崩れつつあることを認識した。と言う事でした。

そして、自分の影の部分(シャドー)と直面化することから、変革は始まるというメッセージでした。

午後、お二人の方のREBTのセッションを行いました。お二人とも自分自身のいわば、シャドーの部分に直面することを厭わず、イラショナルビリーフをラショナルビリーフに変えようと努力されました。いわば、イラショナルビリーフは、人間の影の部分です。人間は、誰でも弱い存在です。それだけに本当は、協力し合って生きるとが必要なのだと思います。しかし、そうならない場合が多いのです。そして、自分を守ろうとして、全く合理性のない行動を取ってしまう。例えば、怖いから相手を攻撃したり、自分にお鉢が回ってこない様に誰かを陥れるような発言をする場合もあります。そして、それらは、全て、自己欺瞞的に理解してしまうなど…。もちろんすべての人がそのような行動を取る訳ではありません。しかし、自分をも誤魔化し、偽ってしまう弱さがあるのも事実です。注意しないと、そうなりがちだと思っておいて間違いないのだという認識を持つことが大事です。

今日から、一日10分だけ自分の影の部分と向き合ってみようと思っています。この際に大事なのは、絶対に自分を責めない事です。なぜなら、人間には、そうした弱いところが元々あるからです。責めるのではなく、そのことを見つめてみる。そして、その理由を自分自身として、あまり突き詰めず見つめてみると言う事なのだとと思います。そこから、自分の視野が変わることを期待してみようと思います。REBTには、「無条件の自己受容」と言うことがその一つの原則として存在します。いわば、罪を憎んで人を憎まずです。

お一人2時間のセッションをzoomで行うと言うものですが、人と人の心の交流が出来る自分の仕事をありがたく感じます。ここでも「人間は、誰一人として完全な人は居ない。」そう考える前提が必要なのだと思います。

その構えが出来た時、本当に幸福な人生を送ることが出来るようになると確信しています。

皆さま。一緒にREBT(論理療法)を学んでみませんか?また、カウンセリングを必要とされる方も こちらからお問い合わせください。

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