REBTについて

第二回 REBT(論理療法)zoom教室

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昨晩、REBTzoom教室の第二回目を実施しました。参加者は、6名。溝井と、サブインストラクターとして、溝井瑞穂が参加。昨日のポイントは、出来事が感情の原因にはならず、単にきっかけであると言う事、その真因は、イラショナルビリーフにあると言う事でした。実は、長く教えていますが、この部分が分からないといつまで経ってもREBTにならないことが、わかっているので、単純なことではありますが、これは、非常に重要なことです。

例えば・・・

あるお母さんが、子供が勉強をしないと言い争いになり、子供から、「お母さんは、僕のことを何もわかっていない。僕は、いつも一人ぼっちだ」と言われたとします。その時に、人によっては、悲しさが大きくなりすぎて、鬱的な感情になったり、或いは、罪悪感が生れるかもしれません。しかし、また別のお母さんは、「何を言っているの!私は、いつも考えているのに!」と怒りを感じるという場合もあります。

つまり、同じ出来事でも、人によって感じる感情は、まちまちであると言う事です。もちろんどちらが、悪くて、どちらが良いと言う事ではありません。しかし、なぜこのような差が生じるのかと考えてみるとその背景には、イラショナルビリーフがあると言う事ですㇽ

前者なら、「私は、いつも子供のことを考えて、良い母親でなければ絶対にならない。そうでなければ、私は母親としての価値はない」というビリーフを持っているかも知れません。

後者なら、「子供は、甘えてばかりいては、絶対にならない。そんなふうに甘えてばかりいる子供に私は耐えられない」と言うことかもしれません。

つまりイラショナルビリーフ(絶対的要求「ねばならない」「べきだ」と言う非現実的な要求+派生的形態「価値がない」「耐えられない」「恐ろしいことだ」)の組み合わせによって形成されるイラショナルビリーフが、その方の感情を決めるのです。

REBTは、このイラショナルビリーフに働きかけ、論理的ではないし、現実的ではないし、目標達成に役立たないイラショナルビリーフをラショナルビリーフに変えようとするものです。それによって、不思議ですが、感情や行動が変わると言う事です。

それを、REBTでは、ラショナルリビングと言います。

よろしければ、REBTを一緒に学びませんか。お問合せページから、ご連絡を御待ちしています。

 

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