REBTについて

評価ではなく理解を➁REBT的観点 理解されれば人は変わる

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評価ではなく理解をすることのメリットは何でしょう。


評価と言うのは、人にどの様な感情を抱かせるかと考えるとそれが理解できます。

評価によって人は…「~ねばならない。」「~べきだ。」と言う考え方を生み出します。それによって、それが出来ていなければ、「自分はダメだ。」「それを指摘する誰誰さんは、嫌な奴だ。あの人はわかってくれない。」…結果として感情は、「自己嫌悪」になったり、自己他者への否定的感情つまり「最低だ。バカだ。価値がない…」「~と言われることは我慢できない」等の感情を生み出します。つまり、否定的でネガティブな感情(REBTでは、不健康でネガティブな感情と言います)を生み出します。これらの感情は、人のパフォーマンスを阻害します。

一方、

理解は…「わかってくれた」「理解してくれる人の為に仕事をしよう」…と考えるのはもとより、ここからが大事なのですが、自分自身についての理解を深めます。人は言葉に出してみて、書いてみて、行動をしてみて、初めて自分を認識するのです。自己認識が出来れば、自分自身を冷静に見つめて、この考え方は良くないかも知れない…もっとこう考えた方が良いかもしれない…と自律性が高まるということに繋がります。

来談者中心療法が傾聴を大切にするのは、そういうことなのだと思います。イメージと違うかもしれませんがREBTもこの傾聴を大切にします。

因みに、傾聴はテクニックではなくカウンセラーの在り方です。人間は、テクニックでだまされる様な存在ではありません。そこら辺の詳しいことは、次のブログに書きたいと思います。

REBTについて詳しくは…創始者アルバートエリス事からご説明しています ⇒リンク先は REBTについて

 

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